すとーる・まーじん

ロケットとか飛行機とかもぐもぐします

イギリス旅行2017夏(前編)

 アメリカは行ったので次はぼんやりと英国かな、と思ってたところで旅程は夏休みを合わせて8/12~20に時間を合わせて@aoa30さん、@hijouguchiくん(英国在住)と行ってきた。

 

◆旅行の目的

 今回の旅行の目的は下記のとおりである。

A380に乗ること
・ロンドン上空遊覧飛行すること
TSR-2を見ること(暗黒面英国面に触れることを含む)
・100式司偵と5式戦闘機を見ること
・タンクミュージアムに行くこと
・イギリス英語を堪能すること
・アリス(きんいろモザイク)の実家にホームステイすること

 

 これらを踏まえて行程を考えたのだが皆の都合のつく夏休みは1週間しかないことから、旅程は下記のとおりとなり、バッキンガム宮殿も大英博物館ストーンヘンジもロンドン橋も無視する日程となった。大英帝国、女王陛下ごめんなさい。

1日目 移動 成田→スワンナプーム(タイ)→ヒースロー(英国)
2日目 ヒースロー→ダックスフォード帝国戦争博物館
3日目 ダックスフォード帝国戦争博物館
4日目 王立空軍博物館ロンドン
5日目 王立空軍博物館コスフォード
6日目 ボービントン戦車博物館
7日目 きんいろモザイクホームステイ&聖地巡礼
8日目 移動 ヒースロー(英国)→スワンナプーム(タイ)→成田

 

◆8/12(土)移動

 念願のA380に乗るためだけに今回の旅行にはタイ国際航空A380を選択した。でかい(図1)。こういう飛行機は乗れるうちに乗らないといけない。前情報どおり最も快適と評判の2階デッキ席の窓側2列シートをとる。成田からスワンナプームが約6時間、スワンナプームで3時間休んで、その後スワンナプームからヒースローが10時間。わかってはいたが長い、タイ国際航空で出る機内食はどれも非常においしく、タイに単発で行く興味もわく。

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図1 A380B787 

 

◆8/13(日)ダックスフォード帝国戦争博物館(Imperial War Museum Duxford)

 1日目の移動と時差を乗り越えて現地時間2日目早朝にヒースロー空港に到着する。空港からロンドンに出る方法はいくつかあるが、本日の目的地はケンブリッジであるのでピカデリーラインに乗って、サザン・クロス駅経由でケンブリッジを目指す。英国の電車は直前までホームの番号が確定しないことから、駅の電光掲示板に示された時点で行動を起こす。またチケットについても適当にA-Z検索で購入できるが、曜日や時間帯によっていろいろ割引があり、未だに区別がわからずついてはもう少し勉強する必要がある。また、サザン・クロス駅からケンブリッジ方面に行く電車はいくつかあることから、到着時間もよく確認すること(快速と各停の違い)

 ケンブリッジ駅(図2)に到着後、駅前のホテルに荷物をパージしてダックスフォード帝国戦争博物館を目指す。駅から博物館は割と離れており、交通手段としてはバスかタクシーしかない。バスは日曜日のみしか運航しておらず、それ以外の交通手段はタクシー一択になるようである。バスは前払いで乗車して運転手に「○○に行きたい」と言えばその場で清算してくれる。大体定刻通り。

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図2 ケンブリッジ駅前

 
 入口のハリケーンに出迎えられてダックスフォード帝国戦争博物館についたが、本日の目的はClassic Wingsのde Havilland Dragon Rapideによるロンドン遊覧飛行である。お値段は200£程で90分。その他に30分、60分とコースがあるようであったが今回はせっかくだし、ロンドン遊覧飛行のために満場一致で200£コースとした(図3)。体重が「相対的に重い」自分は機体の重心付近に配置されたが「軽量な」同行者らはパイロット後部に座れて少し羨ましかった。が、そのような配置も離陸後すぐに気にならなくなりふわふわと30分をかけてロンドン上空へ、有名どころをぐるりふわりとまわる(図4)。着陸時にはB-17が離陸していたが、どうもこのあたりで時差ボケやら疲労で急に気分が悪くなる。結構揺れるので乗り物に弱い人は酔い止めあると良い。

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図3 搭乗したDragon Rapide

 

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図4 Dragon Rapideでロンドン上空をゆらゆら

テムズ川とロンドン橋)

 

 着陸後3人で飛行機の前で集合写真を撮ってもらい満足。ちなみにこのダックスフォード帝国戦争博物館ではスピットファイアの体験搭乗(複座型)もやっており、30分で2000£くらいだった。帰りも往路と同様にバスにて駅前に戻る。英国旅行で最高の滑り出しでクタクタで博物館から引き上げ町中のパブでビールで乾杯しリブステーキ。

 

◆8/14(月)ダックスフォード帝国戦争博物館(Imperial War Museum Duxford)

 この日もIWM Duxfordに向かった。ロンドン遊覧飛行がメインだった前日に対して、この日は博物館の展示をじっくりと見て回る。ホテルに荷物を預けてバスは無いため駅からタクシーで向かう。開館とほぼ同時に入館し、トライデントミサイルに出迎えられつつ、本旅行の目的の一つであるTSR-2の周りをぐるぐるするだけの生き物となる(図5)。のびのびとした胴体、インテーク、エンジン、超音速で侵攻し核攻撃を行うお手本のような設計についていろいろと意見を述べつつ写真をばしゃばしゃ撮る。が、興奮しすぎてカメラを落としてしまい、測光機能を喪失。どうしても長距離の旅行に行くと何か大事なものを壊してしまうようである。

 うなだれつつもコンコルド試験機(防氷やアビオ、エンジン試験)、Avro Vulcan(図6)やLightning(図7)など英国面の一端に触れてしまい、動揺する。ここには唯一アメリカ以外に展示されるSR-71もいるのだが、アメリカで堪能したせいか見向きもしなかった。このDuxfordは航空機のみならずLnadWarfareの棟がまるまるひとつあり、1/1ジオラマが広がっており、陸もの好きと行くとここだけで1日終わる気がする。結局終日閉館時間までぐるぐるとまわり、ケンブリッジ駅へ。その後、翌日の王立空軍博物館ロンドンに行くためロンドンへ移動する。

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図5 TSR-2(XR222)

 

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図6 アブロ・ヴァルカン

 

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図7 ライト二ング(頭おかしい)

 

IWM Duxfordにおける備忘録

ケンブリッジ駅からIWM Duxfordへはバスかタクシー。バスは日曜のみしかない。
ケンブリッジ駅周辺にも博物館にもコインロッカーはなく、駅前のibisホテルに宿泊すればチェックアウト後も荷物を預かってくれる。
・LandWarfareは鬼門。かなり時間を取られる。
・駅へのタクシーはIWM Duxford受付のお兄ちゃんがオーキードーキーと言いつつ呼んでくれた。
・電車の時間帯割引については事前によく把握すること。わからなければ一番高いやつを買えばいい。

 

◆8/15(火)王立空軍博物館ロンドン(Royal Airforce Museum London)

  冒頭に述べたとおり、この旅行に一般的な英国旅行がないので朝早起きしてテムズ川の湖畔でモーニングを食べつつ、ヴェルファスト記念艦やロンドンブリッジやセントポール大聖堂を見る(図8)。「大英博物館もバッキンガム宮殿も行きません」と言ったら職場の人がドン引きしていたがあまり気にしない。空から見たし、いいよね。またゆっくり行く。

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図8 セント・ポール大聖堂

 

 朝ごはんを食べて本題に戻る。旅行の計画を立てるにあたり「日本の免許で英国で運転できる」ことがわかり、いろいろ面倒になったことと、自由度の観点から本日からレンタカーで行動とする。英国はアメリカと違ってウィンカーとワイパーのみが異なる他はほとんどの車がマニュアル車であることであったが、日本人の客層も多いレンタカー屋ではオートマ車の手配もあり、今回はオートマ車を借りることにした。1週間で300£くらい。英国といえばラウンドアバウトというくらいラウンドアバウトだが、日本ではほとんどお目にかからないラウンドアバウト、助手席のサポートが必須だった。ラウンドアバウトもそうであるが、英国は基本的に他人に迷惑かけないようであれば「ウィンカーはつけない」ことも学ぶ。合理的。

 初回はいけちさんが運転することとなり、ロンドン郊外の空軍博物館に向かう。が、一部改修されていることと、昨日まではしゃぎすぎて刺激を受けすぎたせいでIWMで強烈な刺激を受けすぎたせいで、だらだらと見て回るだけで終わる。スッピトファイアも各シリーズもいたけどいまいち盛り上がらず、ひとやすみ。

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図8 RAF London

 

 この日はオックスフォードにあるhijouguchi家にお世話になり、夕飯はイングリッシュパブに行き念願のフィッシュ&チップスを食べた。イギリス英語を楽しむ目的でイギリスのパブで「お姉さんのオススメをひとつ」みたいなことをずっとやりたかったので実践しておいしいビールが出てきた。大変満足。

RAF Londonにおける備忘録

・駐車場は有料なので必ずパーキングチケットを買うこと(駐禁切られた)
・駐車場には開館前には入れてくれなかった
・改装していることがあるので事前に情報はよく確認すること(2018年にリニューアルオープンらしい)
・お土産コーナーで古い雑誌や、日本で買うと非常に高額の雑誌が売っているので時間があれば確認すること。いいことある。

 

つづく。